夏の日射遮蔽と宅内温度の話
高断熱・高気密住宅を手掛けているスギケンです。
本日は夏の日射遮蔽と実際の家での温度のお話です。
補足ですが夏の日射遮蔽とは単純に陽を入れない事とご理解ください。
これからお見せする資料は、日射を遮りつつ『6畳用エアコン』1台にて家全体の温度を計った
資料です。
まずは日射遮蔽の状況。実際の様子とパース(計画図)を並べてご覧ください。
※影の位置をご覧ください
続けて宅内の様子。
外部と宅内の日射の様子ですが、ほぼほぼ計画通りになっている状況です。
続けて宅内の温度の状況。状況として時は、
①19.5坪の平屋
②リビングに6畳用(2.2KW)を設置
③26度設定にて自動運転
④部屋の各場所の温度状況
という状況ですが、引越前で冷蔵庫やテレビなど家電を置いていないので冷えやすい状況ですが、家中が設定温度と変わらないか若干低いという結果になりました。
この家は計画通りになっているので夏は問題ないかと思います。
次は冬の状況を調べてご報告いたします。
最後に、ここから先夏の暑さは毎年厳しくなってくると思われます。
家を建てる方は高断熱・高気密といった性能のお話はかなり意識するようになったと思いますが、家の計画『パッシブ設計』についてはあまり知られていないと思います。
性能はお金を出せばある程度は買えますが、『パッシブ計画』などはその設計者に左右される
ところが大きいと思います。
これから家を建てようとしている方は、ある程度自分で知識を入れていくことを
お勧めいたします。
本日は以上です。ありがとう御座いました。