『家の換気』の話

『家の換気』の話

本日は「換気」についてお話します。

高断熱・高気密住宅を手掛けているスギケンです。

上の図は「家の換気」のイメージです。

水色矢印が吸気、赤色矢印が排気です。

ここで大前提ですが、住宅は法律で『家の空気を1時間に0.5回入替しなさい』

という決まりがあります。つまり2時間に1回は家の空気を新鮮な空気に入れ替えなければ

なりません。これを『24H換気』と言います。

皆さんの家にもトイレに換気扇やリビングに吸気口などがついていると思います。

このように一般的な換気は自然吸気口と換気扇を用いた『三種換気』が主流です。

三種換気は、『自然吸気・機械排気』にて行っております。

24h換気についてもっと詳しく知りたい方はググっていただければと思います。

上記写真は当社が使用している24h換気についての話です。

当社は、先ほど述べた『三種換気』でなく『一種換気』というもので行っております。

一種換気とは、『機械吸気・機械排気』にて行っております。

カタログの絵と上記当社施工の向きが違いますが、床置き型の『一種換気』を取り付けた写真です。

これは工事中の換気の『ダクト工事』をしている写真です。換気の機械本体よりダクトを用いて

家の中に配るような施工となっています。

では、なぜこのような大変な方法で施工しているか?

私がこの換気を用いている大きな理由の一つが『きれいな空気』X『きれいな住環境』です。

ここで下記カタログを見てください。

この換気システムを使うと『フィルター』が設置できます。

PM2.5まで対応と書いてあります。詳しくはリクシルエコエア90にてググっていただければ

と思いますが、本当に空気きれいなの?となりますよね。

と言う事で次の写真。

これはOB様の家のフィルター掃除を言った時の写真です。

フィルターの汚れはあまり解りませんが、その前の網の部分を見るとかなり汚れているのがわかると思います。小さい点々は『小さい虫』です。

この工法(高気密・高断熱)をしてよかったと思う一つがこの『一種換気』です。

これを見ただけでも、外部から入ってくる空気がどれだけ汚れているかわかります。

と言う事で、今日はこれ以上話すと長くなりますので最後に一つ。

先のブログで気密の話をしましたが、高気密になるほどこの『換気』はしっかりされます。

換気がしっかりされると『空気』もきれいになり『健康』にもつながります。

人が一番過ごすところが『家』

人が生涯で一番体内に摂り入れるものは『空気』です。

この続きはまた後日お話させていただきます。

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