初ブログ‼ 高断熱住宅 気密の話
高断熱・高気密住宅を手掛けているスギケンです。
今日は気密測定についてのお話です。
上の写真は現在施工中の家の気密測定の様子です。
気密測定は各現場おきに計測します。
そしてこのようにすぐ結果が出ます。今回結果が『C値0.15』となりました。
この家の外部の隙間が全部で3.5センチ角程度しかないと言う事です。
ここで重要なのが、家の気密を確認する方法は「現場にて測定するしかない」と言う事です。
よく断熱の性能はどのくらいかの話になりますが、断熱の性能値は卓上ででますが気密は
現場で実際に測定しないとわかりません。当然各棟にて測定します。
なので過去に良い数値を出しても、今施工している現場で同じ数値がでるかはわかりませんし
その都度しっかり施工し気密がしっかりとれるよう毎回努力します。
大事なのは「現場の施工能力」と言う事です。
これは外部の気密施工をした状況です。
壁面はブチルテープにて気密処理しております。
これは小屋裏(天井裏)
断熱材の継ぎ目をテープ処理しております。
上記は施工状況のほんの一部分ですが、気密処理は新築時にすることが大変大事です。
新築時にしっかり施工しないと後でできないという問題もあります。
完成してからの処理はうまくできないというのが実情です。
また、新築時に良い数値がでても「劣化」もあるので、最初にそれも見込んで
数値は良い方が望ましいと考えております。
最後に、なぜ気密が大事なのか?
それについてはまた後日お話させていただきます。
以上 工務店のうんちくでした(笑)